挨拶や乾杯などの立ち振る舞いってどうすればいいのかわからない…
そもそも歓迎会への参加を断るのってあり?
新社会人を3回経験した私がお答えします!
こんにちは。
FY24卒で4月から新入社員となった方、おめでとうございます。
歓迎会が開かれる会社も多いことでしょう。
特に新社会人の方は、歓迎会ってどんなことが行なわれるのかがわからなくて、不安になる方も多いですよね。
今回は、新社会人を3回経験した私が
- 新入社員の歓迎会での立ち振る舞い(挨拶、乾杯、そのほかマナーなど)
- 新入社員が歓迎会を断るのはあり?
をテーマに、お話していきます。
少しでも参考になれば嬉しいです。
新入社員の歓迎会での立ち振る舞い
挨拶:名前+意気込み+パーソナリティ
最初は、自己紹介です。
名前+意気込みを話しましょう。
意気込みの部分はみんな似通った内容になるので、会社の方の記憶にはあまり残らない部分でもあります。
精一杯頑張ります!くらいでサラリと話しましょう。
最後にちょっとしたパーソナリティで締めます。
- 出身地(同県であれば区町村の名前)
- 趣味(スポーツ、旅行、読書、音楽、語学など、明るい印象で共感者が多いものが好ましい)
- 特技(習いごと、サークル活動など、明るい印象のものが好ましい)
なぜパーソナリティを話すのかというと「私はこんな人です」という、特徴的な印象を与えるためです。
パーソナリティを知ると距離が近づいた感覚になりますし、この後の会話のタネにもなります。
名前+意気込み→パーソナリティで締める構成で挨拶文にすると・・・
例えば、
木村です。
まだ分からないことが多くありますが、1日でも早く覚えてしっかり業務していけるように精一杯頑張ります。
上京して間もないのでまだ〇〇県の訛りが出ることがありますが、これから言葉遣いにも慣れていけたらと思っています。
よろしくお願いいたします。
乾杯:上司の前まで行って、下から乾杯
※雰囲気的に座ったまま乾杯する流れや、100人規模の大人数の場合などは座ったままでOKです
基本は、上司一人一人とグラスを当てて乾杯します。
歓迎会は、新入社員と現社員(上司)とが挨拶をする場所でもあるので、自分の顔をしっかり覚えてもらうためにも、上司の前まで移動して一人ずつと乾杯しましょう。
この時、自分のグラスは必ず上司の下の方に持っていき、下の位置でグラスを当てて乾杯しましょう。
同じ高さでもNGです。
必ず下の方で乾杯しましょう。
これは飲みの席のマナーでもあります。
グラスの高さは立場の高さを表しています。
新入社員のあなたが上司の下へ乾杯することで、「あなたは私の上の立場の人間ということを理解しています」ということが伝えられます。
ただ、雰囲気的に座ったまま乾杯の方が良さそうだったり、(ワインの場合はグラスが割れないよう当てないで乾杯するのがマナー)100人規模の歓迎会では、一人一人乾杯していると夜が明けるのでその辺りは周りに合わせればOKです。
マナー1:スマホを見ない
わかる。
スマホを見たいのはとってもわかる。
でも、「これちょっと調べてみてよ」と言われたとか、連絡先交換をするとか、見せたい写真がある時以外は絶対に見ないようにしましょう。
なぜかというと自分が主役の歓迎会なのに、参加しているように見えない、楽しんでいるように見えないからです。
これは歓迎会に限らず、デートの時にスマホばかり見られると楽しくなさそうな印象を与えるのと同じですね。
ポケットに入れておいて、トイレに行ったタイミングで見ましょう。
マナー2:足を組まない
足を組むと、体のバランスが後ろに傾くので横柄に見えてしまいます。
歓迎会という名の飲み会ではあるものの、仕事の一環には変わりありません。
足は組まずに座りましょう。
マナー3:背もたれにもたれない
一生懸命上司の話を聞いているのに、背もたれにもたれた状態では、興味がなさそうに見えてしまいます。
背筋を90度に伸ばす必要はないですが、背もたれにはもたれないのが好印象です。
ついもたれそうになる方は、背中と背もたれの間に鞄を置いておくと良いです。
マナー4:なるべく席を空けない
トイレや喫煙で席を立つ場合、なるべく早く戻るようにしましょう。
仕事と同じです。
ましてや会計時にいないのは大問題です。
歓迎会費は会社持ちです。
ごちそうさまでした。の一言は言わないといけません。
トイレから帰ってきたら解散してた。
なんてことにならないよう、席はなるべく空けないように心がけましょう。
新社会人が歓迎会を断るのはあり?
基本参加した方がいい
緊張する、飲み会が苦手、プライベートの時間を削りたくない…etc
気持ちは分かりますが、これは仕事の一環だと思って基本的には参加しておいた方が無難です。
理由としてはこんなところです。
- 顔を出すだけで協調性を大事にする姿勢が見せられるから
- 上司や同僚になる人と雑談をすることによって距離が縮まり、明日から仕事がしやすくなるから
- 参加しないと逆に目立つから(悪目立ちの方)
単なる食事会ではなく、これから一緒に仕事をする人との親睦の時間ですので、誘われたら参加しましょう。
歓迎会は一次会でサクッと終わることが多いので、早めに解散できます。
この理由なら断ってOK
歓迎会の大半が仕事終わりの夜になると思います。
夜の時間に参加できない理由があって、きちんと説明できるなら断って大丈夫です。
- 子どもが小さいので夜は世話をしなければならない
- 介護のため仕事終わりにすぐ帰らなければならない
- 歓迎会に参加することが体調に大きな影響を及ぼす
どうしても帰らなければいけないなら、正直に伝えましょう。
その場合、歓迎会はランチ時に変更になるかもしれませんので、その時は参加しましょう。
この理由では断らない方がいい
- お酒が飲めない
- 集団行動が苦手
- プライベートを大事にしたい
普段の飲み会であれば、先ほどの理由で断っても大丈夫です。
全部の飲み会に参加しなくてはいけない!なんてことはないですからね。
ただ、歓迎会であれば数時間と思って、なんとかやり過ごしましょう。
お酒が飲めないことは悪いことではないので、飲み物を頼む時にお茶を頼んで大丈夫です。
そこで無理やりアルコールを飲ませてくるような会社はそもそも、ハラスメントの観点からやばい会社です。
集団行動が苦手、わかります。
でも歓迎会はせいぜい2時間で終わります。
ご飯を食べていればあっという間です。
プライベートを大事にしたい。
わかります。
でも、もしかしたら参加することでプライベートをより充実させられるかもしれません。
上司や同僚との距離が縮まり、仕事上で相談しやすくなったり、協力できるようになれば、仕事が円滑に進むようになりますからね。
それでもどうしても断りたいなら、うまく嘘をつきましょう。
いかがでしたか?
新社会人生活、応援しています。
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